7ヶ月の格闘技留学を行っているKei君の3ヶ月の留学成果の紹介です!
Kei Kinubari
留学予定期間:7ヶ月
年齢:20歳
留学前の格闘技経験:無し
Before
After(3ヶ月)
体重
63.6kg→65.0kg(1.4kg増)
体脂肪率
6.3%→6.5%(0.2%増)
筋肉量(LBM)
59.6kg→60.9kg(1.3kg増)
筋持久力
一分間に正しくできる腹筋の回数
32回→80回(156%増)
パワー
上半身:メディスンボール飛ばし
399cm→425cm(26cm増)
一分間の全力のシャドウボクシング
Before
After
ご覧のとおり、すでに素晴らしい成果を収めています。
が、長期ビザあり滞在のためゆっくりと育てています。なので大きく化けるのはこれからです。
Kei君の長所は全身のパワー、一般で言われるところのバネ?です。※体にバネという能力はありません。ようは、パワーのことです。そして短所はそれによる怪我です。
とにかく、最初は怪我に悩まされました。じっくり育てているので、急激な負荷は避けました。が、それでも軽い怪我がおきる。けれどこれ以上負荷が軽くては望んだ成長がおきない。これがKei君をここまで育てる上での一番のチャレンジでした。
体は人それぞれ違いますが、怪我には必ず理由があります。大抵の選手が体に問題は無いとおもっているかもしれませんが、各関節を正しくフルに使えている選手というのはとても少ないです。関節の可動域にリミットがあれば、その部位を激しく使えば怪我がおきやすいです。なもでトレーナーは各選手の体の特徴(偏りや可動域のリミット)を事前にテストしてよくしっておく必要があります。
例えばスクワット。とても重要なトレーニングですが、正しく行えなければ大怪我につながります。
注意する基本的なポイントは、、
・しゃがんだときにヒザがつまさきを超えないこと。
・モモが地面とほぼ平行にまでさがること。
・息を止めないこと(バルサーバーマヌーバを防ぐため)
です。
まず、この3つが最初からできる選手は、仮に力はなくとも、とても恵まれてる選手です。
筋力はこれができればすぐに育ちます。
しかし、これができなければ、まずはフォームができるようになるまで訓練が必要です。
それをやらずに負荷をあげると、、、怪我が起きます。
Kei君の場合、やはり最初はうまくできませんでしたが、段階を踏んで鍛え、数週間で覚えました。
全身の筋力を鍛えることは怪我の予防と言う意味でとても重要です。
なぜか、、
動作にかかる負荷が筋力を超えた場合、、つまりは、、自分のMAXの腕の力が100だとしましょう。スポーツ中に不意に腕に150の負荷がかかったとしましょう。
腕の力が補えなかったその50はどこへいくとおもいますか?
空気中に消えますか?いいえ。そのあまった50の負荷は全てのその間接が支払うことになります。間接が運よく耐えれれば怪我にはなりませんが、多くの場合怪我となり、そうでなくとも、ダメージが間接へゆきます。
なので、全身の筋力を育てることがアスリートにとっても、一般の人にとっても、とても大事です。
また別の記事で触れれたら触れますが、筋力の成長=筋肥大(マッチョ化する)わけではありません。正しく筋力だけを鍛えた場合、サイズは変わらず力だけ成長します。なぜなら筋力の成長とは、ようは神経の発達だからです。(こんな難しいことも生徒たちは学んでいるんですよ?w)
そして筋力の成長には、、、必ず正しいフォームが、、必要なのです。
フィットネスジムで他の人より重たいものを上げれることは誇らしいかもしれませんが、多くの場合、そのフォームは正しくありません。鍛えたいはずの筋肉以外の筋肉もつかってるから、そりゃ当然あがります。が、決して望んだ筋力の成長は得られていないので、回数&セットのデータも狂うのでなにの成長にも当てはまらない、、、いわゆる、、素人クオリティのトレーニングです。w
もしも目的がフィットネスジムでの周囲からの尊敬。だったら結構ですが、それはパフォーマンスを伸ばすためのアスリートのトレーニングでは決してありません。
まぁとにかく!Kei君!よくやってます!
いまのかれの成果で驚いてはいけません。 正しいフォームと基礎を備えたこれから!彼は最小の怪我のリスクとともに伸びていくでしょう。
次は彼の行っている食事や生活、を紹介してゆきます。
お楽しみに!
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