格闘技留学生へは全員に栄養分析を行います、トータルカロリーの摂取/消費量、炭水化物、たんぱく質、脂質の摂取量を全て計算し、目標の体に必要な量と比べます。
体脂肪を減らすには消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。
優れたパフォーマンスを継続させるには、十分な量の炭水化物が必要になります。
破壊された組織を回復されるには(筋肉、皮膚など)十分なたんぱく質が必要になります。
それぞれのあるべきバランスは小中学校の家庭科の教科書にのってます。
ぶっちゃけ、それが正しく守れたら、十分理想の体を手に入れることができます。
僕は、15−16歳の時から家庭科の教科書をつかって、毎日たべたもの全ての栄養素を計算して目標の体になれるようにしていました。
やってみると驚きます。実は食べてないつもりが、食べ過ぎていたり、十分にたべていたつもりが、、たべていなかったり。
たべてないのに太る、、、
という人は、一度計算してみるとよいです。実は、、、たべてますから!結局ww
と、ここまでが
ベーシックな栄養学。格闘技留学ではここからさらに一歩踏み込みます。
上にかいた基本的な栄養バランスを保ったうえで、栄養素が各選手の血液型にあった食べ物からきているかをチェックします。
代謝、消化への体の対応は血液型で大きく異なります。
これがゆえ、いくらただしく栄養素がとれていても、合わないものから栄養を摂取していると、風邪でもないのにパフォーマンスが悪い、体調がなんか悪い、元気ができない、太る、という状態がおきます。詳しくは、、ダダモ博士の血液型別ダイエットを読んでみると、簡単な仕組みはわかるはずです。
彼の研究は素晴らしいです。流行りものとは違うので、基本の栄養学を理解したうえで取り組むと素晴らしい効果が発揮されると思います。
誰だって頑張りたいとは思ってます。
誰だってそれなりにやる気はある。
ただ、栄養素=ガソリンが入っていない、もしくは自分に合わないガソリンを入れていると、車はうまく走りません。つまり、あなたは、がんばれません。
ただそれだけです。
ダメな子なんていなくて、ダメな理由があるだけ。それらはたいがい、“良い”とおもって行っていることや、“当たり前”の中に隠れています。
僕はここで生徒に必ず教えます。
“食事”っていうのは“パーソナルなもの”なので、好きなら食べていいんです。たとえそれが毒だろうが体にマイナスに働こうが、“食べたい”ものは食べていい。それは君たちの権利だから、いくら俺の言っていることが正しかろうが、無理やり食べ物を強いることはしない。それは、行き過ぎてる。
が!、、。ここで、、、、が!です。問題は、“正しい”とおもって、“無理して”“意識的に”選んで食べてるものが、、、実はマイナスに働いていたらどうでしょう??
そんな悲しいことはありませんよね。
血液型別で食事をわける一つの理由は、、それです。
多くが体にいい!とおもって食べてるバナナ、A型にはマイナスに働きます。ビフィズス菌のヨーグルト!もまたO型には好ましくない反応がおきます。白いパンより、全粒粉!と無理して食べてる茶色のパンも、白と同じくらいマイナスにO型には働きます。試合前にはパスタ!ってそれもO型にはとてもマイナスが栄養源です。
っていうように、、テレビ番組でよくやる、この食べ物は体にいい!ってのは、、20世紀の発想です。全員にとってよい食べ物なんて、あまりないんじゃないですか。それぞれ目標は違えば体のタイプ、そして健康の状態も違うもんで。
これは減量を強いられる格闘技ではとくに重要になります。
少しの食べ物しか体に入れれないのに、マイナスなものをいれると、それはそれは苦しみます。これは自分が選手としてまず自分で試して、実感しています。
なのでいまの格闘技留学生へは、、朝夜全員の血液型にあわせて個々に違った食事を作ります。
それも、、理屈先行のまずいのではなく、、、全部おいしく、ある程度遊びのはいった食事を作ります。
生徒達へも理屈をおしえて、実感しはじめると、自ら進んであったものを選ぶようになります。これまで欲していたお菓子やジュースは、、あったものをたべてれば栄養がたりてるので、精神的なストレスからくる欲求以外では、ほとんど必要としなくなります。
そうなりはじめたら好循環のはじまりです。
栄養がたりてるから運動量も増え、消費がふえ、ジャンクをほっしなくなるから摂取は減る。パフォーマンスもあがれば自信もつきます。
つまりは、、
が、
こうなりますw
僕はさらに追及する優れたトレーナーですので、、
いきなり正しいものを生徒へドカン!とはなげつけません。
毎日の生徒の会話から、どのくらいの精神的な負荷がこの子は今耐えれるか、そしてのぞんでいるか、、を判断して、階段を上らせていきます。
これには行動学の人の習慣を変える法則“Transtheoretical Model of Behavior Change(Procheska and DiCilimente,1988)”を使います。
とにかく優れたサイエンスを、若いアスリートに!できるだけ安い額で!というのが僕のコンセプトなので、、、僕が資格を取ってるんです。
同じ資格を持つ他の人間にやらせたら、、トップアスリートにしか払いきれない額になります。けど正しいサイエンスがより必要なのは、トップアスリートよりも、、これから!の若い選手達です。
でないと、咲くはずの花も咲かない。
ではそれもふまえて、次からこの若武者4名+コッチの留学成果を紹介するもんで、楽しんでみてください!
君のポテンシャルのMAXは、、君の想像のそれより遥かに凄い。
格闘技留学ハワイ